日中は汗ばむ陽気となった横浜は野毛にて、もう一つのメディアビジネス創出委員会の記念すべき第1回勉強会が開催されました。
当日の様子を、人生で初めて書記を務めた私@another_projectがレポートします!
当日はみなさんお忙しい中、横浜は野毛までご足労いただきました。
会場はコミュニティ発信と映像メディアのアートスペース野毛Hana*Hanaです。NPOや市民活動のディスカッションや交流の場として開館1周年を迎えました。
15時。若干の遅刻者は想定内で、おおよそ定刻どおり開始しました。
最初に自己紹介をしてもらいましたが、本当に多種多様な業界からお集まりいただきましたね。
起業した人、する人、したい人、支援する人が多かった印象です。
遠路はるばる新潟からお越しいただいた方もいらっしゃいました。
さて、自己紹介がひととおり済むと、発起人である杉村氏@moesugiによる今回の会の趣旨を説明してもらいました。
「今日、苦境に立たされる新聞・雑誌を中心とした活字媒体について、生き残るための新しいビジネスモデルやアイデアを創出します。
そのためのネットワーク、環境、アウトプットモデルを創るためにこの会を設立し、開催に至りました」(要約)
主催者側の説明が終わると今度は参加者側からのこの趣旨に対しての質疑応答が行われました。
質問内容は、議論の対象が「紙媒体をベースにしているのか?」というものが多く、広義の意味でのメディアというよりは紙媒体、とりわけ新聞や雑誌という狭義の活字メディアにある程度絞った対象を検討をするということが理解されていなかった点に集中しました。
ここであらためて、紙媒体と電子媒体を取り囲む現状をどう捉えて、次世代の媒体(メディア)を考えていくのかの土台が説明され、メインテーマに話は移っていきました。
【ネタにあがった事例は次のようなもの】
・日経新聞の有料電子化
・無料のニューヨークタイムズ
・近々日本でも発売予定のiPad
・ウェブ広告費が新聞を抜きテレビに次ぐ2位へ(09年)
・電子書籍元年
探りさぐりで最初の1時間はあっという間に過ぎ去り、用意したメインテーマに対して個々人がどう考えるのかを用紙に記入してもらい、一旦休憩に入りました。
休憩明け。
杉村氏が仕掛けました。
書記は突然の電話で休憩中ずっと対応していて、戻った頃には活発な議論が繰り広げられていました。
盛り上がっているではないですか!?
前半戦の重苦しい雰囲気はどこへいったのか?
実はここから以下の三つのテーマを考えてもらった後、隣同士2人で時間内に意見交換し、発表してもらうといったディスカッション形態に変更したのです。
【テーマはこちら】
①あなたは日常生活でいつどうやって情報を得ていますか?どんなケースならお金を払いますか?
②既存メディア(新聞、雑誌)のいいところ、悪いところ。ソーシャルメディア(SNS、Twitterなど)のいいところ、悪いところ。
③あなたが思い描く10年後のメディア予想は?
以上の三点です。
15分ほど話し合ってもらいましたが、予想に反してのヒートアップ具合にびっくりです。
その後、それぞれのチームに発表してもらい、ホワイトボードに書き出していってもらいます。
発表内容は設問によって多岐に渡るものや、大体みんな同じ認識といったものまでありましたが、用意したホワイトボードは真っ黒になりました。黒板とまではいきませんが。
①のテーマに関しては、新聞、ウェブ(PC、携帯)から多く情報を得ているとの回答が大多数で、予想外にテレビは聞かれませんでした。
中にはテレビは持っていない、もしくはまったく見ていない期間があったという人も。
さらにコンビニで大衆雑誌3誌の立ち読みと携帯でのみで情報を得ているという方もいました。
有料情報に関しては、他と差別化できるコンテンツや情報発信者との信頼関係で得る場合もあるとう意見でした。
②の既存、ソーシャル両メディアのよいとこ、悪いとこは、皆さんどうお考えでしょうか?
参加型のSNSを一つ用意しましたのでそれぞれのお考えをできればお聞かせください!
③でも面白い意見がたくさん出ました。
・両メディアの二極化が進むが、最終的には一つに落ち着くのか?
・スピード重視からゆったりとした社会になるのか?
・やはりウェブ中心?
・量子コンピュータの台頭?
・結局はマンパワーによるところが大きい?
・さらに多様化?
・紙媒体の回帰か?
そして、決着を見たのはある一つのキーワードです。
10年後のメディアは、既存とソーシャル(ウェブ)が、
"パラレルワールド"の関係になると言うのです。
そして、ソーシャル全盛期の今日において参加者の中に、
テレビ、ラジオ、新聞、インターネットどれも有しない生活を送っているある種パラレルワールドの住人と思しき人もいました。
ともあれ、もう一つのメディアビジネス創出委員会第1回勉強会は、大盛況のうちに時間一杯、終了を迎えました。
ここでは議論内容も貴重な情報としてストックしていくため、すべてをレポートできません。
ですので、ご関心のある方はこの輪に加わって次回以降、参加していただきたいのです。
できれば既存メディア側の方!
それにしても今回参加していただいた皆様、ありがとうございました!
もうすでにメンバーです、NINGもう一つのメディアにもご参加ください。
このあと、味のある野毛の大衆居酒屋にて第2部が開かれましたとさ。
次回開催は6月上旬の予定です。
近く、発起人からの所感も発表しますのでお楽しみに!