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ウェルカムラフト5、5 「サバイバル」してきました!

ウェルカムラフト5、5 「サバイバル」してきました!

決まって直前に雨が降るウェルカムラフト。今回もご他聞に漏れず沖縄で発生した台風1号により、押し上げられた停滞前線の影響で開催の直前までまるで梅雨を思わせる雨が降り続きました。

しかし、ここは百戦錬磨の主催者。今回も見事に当日を快晴で迎えることに成功しました。

ある常連参加者の中からは、こうしたちょっぴり嬉しいイコメントも。

「もう、安心しきってるよ。ウェルカムは晴れるって。」

今回のウェルカムラフトのテーマはずばり「サバイバル」

ウェルカムラフト5.5.PNGのサムネール画像東北地方太平洋沖地震による津波の被害はとどまるところを知らず、発生から2ヶ月が過ぎても復興には程遠いのが現実です。

震災により日常の生活ができない状況に陥ってしまったとき。生き抜いていくための方法を予め知っておくこと、体験しておくことは、もし自分自身が被災した際に少し違った行動がとれるのではないでしょうか。

そんなことから、川下りとその後のBBQで、講習を交えながらのサバイバル体験ツアーが始まりました。

サバイバル1.「もし、川下りの最中、水中に身を投げ出されたら。」

開催場所の御嶽(東京都青梅市)には、15人の参加者が集まりました。ボートは3艇。それぞれに経験者が乗船し、いつもどおりのラジオ体操(事前録音済み)と危機管理講習を行い、出艇しました。

経験者にはラフティング暦10年で中堅の域に達している方も。心強し!

wr5-1.JPG川の水量はこの時期にしては少なめで、操船者(以下:ラダー)の技量にかかわらず簡単に岩に乗り上げ、また激突し、木の葉のようにくるくる回りながら下っていきます。ラダーの技量にかかわらず・・・ね。

ラフティング初体験という人も6人いて、ラダー以外はほぼ初心者の面々です。キャーキャーという黄色い声に混じり、ウオ-ウオー!という野太い声も混じりながらエキサイティングな川下りが行われていきます。

wr5-3.JPG前半の瀬(白波の立つ急流ポイント)を一通りなんとか無事にクリアしてきた一行は、流れの穏やかな地点に差し掛かったときに最初のサバイバル体験をすることになります。

ボートがもし、大波に跳ね返されひっくり返ったらどう対処したらいいのか。その場合を想定した訓練が始まりました。

DSCF4089.JPG経験者と常連参加者が乗ったボートが意図的にひっくり返されます!最初に乗っていた面々が水中に飛び込み、その上にボートが覆いかぶさってきます。

wr5-6.JPG慣れてないとかなり怖いこのシーン。とっさにボートから逃げようとすると、救助されるはずのボートからどんどん流されていきます。

ボートが元に戻った頃には、流れがほとんどないエリアだったにもかかわらずそこそこ流されてしまいました。これが急流の中だったらと、背筋も凍る思いの常連組。

そんな中気を吐く経験者は素早くボートに飛び乗り得意げに、

「ま、こんな感じです。やってみたい方いますか?」

wr5-2.JPGいるわけありませんね。

その場を後にし、次のポイントに向かいます。すばらく漕ぎ進めて行き、ちょうどいい場所を見つけ船を寄せます。

このポイントではロープレスキューの講習と体験をします。先ほどの続きで、ボートから投げ出されしばらく流された場合、幸運なことに河岸に救助者がいたらロープを投げてくれるかもしれません。

二人一組で、片方が流れて、もう片方がロープを投げます。

DSCF4094.JPGロープをつかむポイント、投げ方など経験者たちから細部にまで指導が及びます。

この頃上空は、出艇時よりも心なしか雲が多く感じられ、川に入るには寒いくらいの気温になっていました。

そんなこともあり流れたいという人がなかなかいない中、主催者の矢作さんが一肌脱ぎました。

なんと矢作さん、水に意図的に浸かるのは15年ぶりと言います。

流れてきた矢作さんにロープを投げ、無事にレスキュー。見ている側からすればさほどのことではないように感じられてもこのときの矢作さんの心境は、講習でもなんでもない本物のサバイバルをしていたに違いないでしょう。

wr5-5.JPG上陸後も興奮のせいなのか、ふるえが止まらない矢作さん。

参加者の中で唯一の学生である村瀬くん(19)はロープ担当で、流れてくるのは同じ大学の先輩でOBの荒波くん。「助けてー!」

一瞬ロープを投げるか躊躇したのを見逃さなかった主催者。いいものみさせてもらったよ。

wr5-7.PNGさて、その後も水に投げ出されたらの体験型講習は続き、意外とみなさんボートによじ登るのが上手なのがわかり、もしものことがあっても安心だと方をなでおろした主催者たち。

その河岸にはギャルたちがピクニックをしに来ており、ランチの真っ最中でした。

ロープ!ロープ!バシャバシャ、バシャバシャと、さぞ騒がしい思いをさせてしまったことでしょう。すみませんでした。DSCF4110.JPG

ふとした気の緩みから飛び込み岩ポイントをスルーしてしまうという痛恨のミスを犯しながらも、

まったり3時間に及ぶサバイバル川下りは再び日が差してきた頃にゴールの二俣尾に到着。

矢作さんの震えも治まりました。

DSCF4112.JPGサバイバル2.「もし、非常食だけで過ごさなくてはいけなくなったら。」

ラフティング終了後はお待ちかねのBBQタイムです。川下り終盤の掛け声は「1、2、1、2」から「ビール、ビール」に変わっていましたね。

火をおこし、体を温めます。乾杯のビールの前に、買出しを大急ぎでするのが恒例になってますが、待ちきれない思いを毎回させてしまっているのにはただただお詫びするのみです。

P5146049.JPGゴールから1時間後、ようやく買出しから主催者が帰ってきてすぐさま乾杯の音頭。

大自然の中で体を動かした後飲むビールには格別なものがあります。

さて、食においてもサバイバルは忘れません。

今回特別に用意したのは非常食の定番「アルファ米」

このお米はお湯で15分、水でも30分でご飯が炊けた状態になる優れもの。今回は尾西食品さんのアルファ米をいただきました。

尾西食品のアルファ米

山菜おこわや赤飯、炊き込みご飯などバリエーションは豊富ですが、今回注目したのは、他の非常食とのコラボレーションでした。

白米のアルファ米に、シーチキン缶や蒲焼缶、コンビーフなどを混ぜて炊きだすとこれが非常においしいのです。非常食って非常においしくもあるのですね。

一同BBQの肉をほおばる一方で舌鼓。幸せな時間は過ぎていきます。

P5146048.JPGどんなに非常な状況に置かれても、安心して食事ができれば一瞬であってもつらさを忘れることができるのかなとほろ酔いながら干渉に浸っていた主催者がいたとかいなかったとか。

P5146055.JPG夕方になるとおなじみのタジンも登場。

夜になり、これまたおなじみの季節を先取り花火が登場。

wr5-8.JPGこれでもかと川の夜を満喫しました。

(※二日目の様子はスタッフブログの中で後日掲載します!しばしお待ちを。)

以上第5.5回ウェルカムラフト「サバイバル」のレポートでした!

wr5-9.JPG次のウェルカムラフトは1年ぶりの保津川下り「京都迎筏2」です。開催は7月17日(日)!

ふるってご参加あれ。

 

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NPO法人もう一つのプロジェクト

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「もう一つのプロジェクト」は、「ゴミ拾い駅伝」、「ウェルカムラフト」、「もう一つのメディア」、「もう一つのトラベル」、それに更なる可能性と余白の追求を続ける「もう一つの事業」を手掛ける複合事業型NPOです。単一の分野にとらわれず、様々な社会的な問題を、もう一つの切り口から解決に結び付けていきます。2005年12月発足、2011年12月より特定非営利活動法人(NPO法人)