ホーム

レポート

3776駅伝もとい、580駅伝が行われました。

3776駅伝もとい、580駅伝が行われました。

毎年8月の第一日曜日は、静岡県御殿場市の陸上競技場(標高:580m)をスタートして、富士山山頂(標高:3776m)を折り返して戻って来る駅伝、その名も秩父宮記念富士登山駅伝競争大会が開かれています。

今年は8月7日(日)に開かれるとのことで、もう一つのプロジェクトは、この開催を前にして一つのプロジェクトを立ち上げました。 その名も「3776駅伝~もう一つの富士登山~」このプロジェクトは、2010年に実施した3776駅伝(プレ大会)を教訓に、誰でも参加しやすいゴミ拾い駅伝にしようと計画を練っていたもので、要旨は下記の通りとなります。

3776駅伝2011までの道のり。

日程

2011年8月6日(土)

区間

海抜0m地点として静岡県沼津市の千本浜海岸をスタートし、JR御殿場線に添う形で各所に中継所を設けて「ゴミ拾い駅伝」を行う。ゴールとなる太郎坊は、富士山登山ルートの御殿場口に程近い地点です。

1区:千本浜海岸(沼津市)~下戸狩駅(三島市)約10km

2区:下戸狩駅(三島市)~岩波駅(裾野市)約11km

3区:岩波駅(裾野市)~御殿場駅(御殿場市) 約12km

4区:御殿場駅(御殿場市)~青年の家(御殿場市) 約9km

5区:青年の家(御殿場市)~太郎坊(御殿場市) 約10km

ゴールとなる太郎坊より先の区間は、御殿場口より富士登山に挑む登山者にタスキを引き渡し、「ゴミ拾い駅伝」をリレーしてもらう。これにより不特定多数の登山者にゴミ拾い"登山"駅伝の伝播を図る。それぞれの区間とは別に清掃エリアを予め設定する。海岸、都市、樹海、山岳エリアの4つを清掃区間としてとらえ、各エリアごとにゴミの回収状況を見る。

内容

2010年に行った一泊二日の高低差3776mのゴミ拾い駅伝は過酷を極めました。この過酷な試みをイベント化することは難しいと考え、コースを海抜0mから580m付近に制限して、その先の区間を一般登山者、もしくは富士登山駅伝挑戦者に担っていただこうとすることでまとまりました。

プロジェクトの進行過程で、富士登山駅伝参加選手にタスキを渡すことは叶わず、結果的に既存大会とのコラボレーションは図られないことが事前にわかり、タスキを引き渡す対象を一般登山者に限定することにしました。そして、コースは御殿場口太郎坊をゴールとし、今回も手探りの中で3776駅伝が開かれる運びとなりました。

2011年8月6日土曜日

気温は30度を超える日中の沼津の千本浜海岸。ここから富士山の頂を目指してタスキをつなぐ駅伝がスタートしました。

3776-1.jpg

スタートは海抜0m地点ということで海岸となります。波打ち際からスタートすると、砂浜にはゴミが今年も多く、このエリアが海岸清掃エリアそのものと言えます。ゴミの特徴は、浜に打ち上げられたプラスチック製品や、ガラスの破片、木材。その他花火が目に付きました。走りにくいエリアですので、ゴミ拾いに夢中になると時間を忘れてしまいます。全区間中もっとも爽やかな区間と言えます。

3776-2.jpg

都市清掃エリアは、市街地に落ちているゴミを拾うオーソドックスなゴミ拾い駅伝区間です。コースはJR御殿場線に沿っていて御殿場駅を目指して緩やかに登っていきます。日中の暑さはこの区間でピークに達し、暑さとの戦いの区間です。ゴミは、空き缶やペットボトル、タバコ、容器包装が多いです。大きな道沿いだと、タイヤやバッテリーなど自動車関連部品の投機も目立ちます。

3776-3.jpg

裾野市に入る頃には少し日が傾き、走りやすい区間となります。しかし道は上り坂が目立ち、景色も田園風景になっていきます。ゴミは相変わらずポイ捨てゴミが多く、一見したところ車から直接投げ捨てられたようなゴミが多々見受けられます。

3776-4.jpg

御殿場駅から直角に進路を西にとり、富士山へと通じるルートを進みます。今回は、太郎坊までいくことには時間内に到着が間に合わないと判断し、ゴールを富士登山駅伝がスタートする御殿場市陸上競技場に変更しました。

市街地を抜け樹海清掃区間に入ると、道の両側が民家から木々に覆われるようになってきます。ゴミの特徴は、自動車関連部品や車からのポイ捨てゴミが多い印象です。

3776-5.jpg

ゴールした頃には19時を過ぎ、日が暮れていました。ゴミは想定していたよりは少なく、実際に走ってみてゴミは少ない印象でした。標高が上がるにつれて当然風景は変わり、ゴミの特徴も変わりますが、それらすべての区間が地層となり蓄積された姿が3776mの富士山なのだということを改めて実感できるのがこの駅伝の醍醐味ではないでしょうか?

次の区間を担うのはこれから富士山登山に挑戦しようとするあなたです!もし、タスキとトング、ゴミ袋などが必要とあれば、もう一つのプロジェクトまでご連絡ください。力をあわせて3776駅伝を完成させましょう!

詳しくは3776駅伝の専用ページまで

3776ekiden.jpg

協力

GARBAGE BAG ART WORK(※ゴミ袋の提供)

主催

NPOもう一つのプロジェクト

「3776駅伝もとい、580駅伝が行われました。」の関連記事

NPO法人もう一つのプロジェクト

「世界を1mm動かす。」

「もう一つのプロジェクト」は、「ゴミ拾い駅伝」、「ウェルカムラフト」、「もう一つのメディア」、「もう一つのトラベル」、それに更なる可能性と余白の追求を続ける「もう一つの事業」を手掛ける複合事業型NPOです。単一の分野にとらわれず、様々な社会的な問題を、もう一つの切り口から解決に結び付けていきます。2005年12月発足、2011年12月より特定非営利活動法人(NPO法人)