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五街道ゴミ拾い駅伝「中山道ルート」が行われました!

五街道ゴミ拾い駅伝「中山道ルート」が行われました!

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五街道ゴミ拾い駅伝は、2012年2月に東海道ルートからスタートしました。この1年間で日光街道奥州街道を掃破し、着実に五街道を駅伝で繋いで来ています。そして最初のゴミ拾い駅伝が行われた2006年1月4日・5日からちょうど8年目を迎えた2013年1月5日・6日に、再び日本橋を起点に、今度は中山道ルートに挑むゴミ拾い駅伝がスタートしたのでした。

中山道ルート(日本橋高崎間)ルートマップ


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今大会のルートは、最終区間の一部を除き、そのほとんどを国道17号線が占めます。一部は旧中山道にも重なり、東京を出発後、埼玉県を縦断し、群馬県に至る道中には、かつての宿場町を思わせる史跡や建物も少なくありません。滋賀県の草津市で東海道と合流するまでの530km以上と言われる道のりは、五街道中最長です。この距離を5回の大会で実施するので、一区間あたりの距離は自ずと長くなりますが、2013年中の清覇を目指します。

名 称:五街道ゴミ拾い駅伝「中山道ルート①」日本橋高崎間大会
日 程:平成25年1月5日(土)~6日(日)
出 場:立正大学探検部(以下:立正)、NPO法人もう一つのプロジェクト(以下:もう一つ)
区 間:東京都中央区・日本橋~群馬県高崎市・高崎市役所(全5区間)
道 路:国道17号線(中山道)
距 離:約111km

1区:日本橋スタート~戸田中継所

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▲東海道、日光街道(奥州街道含)に続き3回目の日本橋スタートを迎えます。

出発時間  1位:立正(8:21)、2位:もう一つ(8:21)
出発場所  日本橋「滝の広場」
距  離  18.7km
到着時間  1位:立正(12:06)、2位:もう一つ(12:19)
到着場所  戸田市役所
ゴミ回収量 1位:立正(3280g※女性アドバンテージで4920g)、2位:もう一つ(3530g)

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日本橋をスタートしてからは国道17号線をひたすら埼玉方面へ向かいます。日本橋の洗練された街中にはゴミはほとんど見られません。これは予想の範疇で、高速道路の高架下に入っていくと、ゴミが目立ち始めます。

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巣鴨を過ぎ、板橋へ至ると、埼玉県は近い。この辺りで2チームともゴミ袋は満杯になっており、最初のゴミ回収を行います。ここまで併走して来ていましたが、"もう一つ"の木村選手がトイレ休憩をとると、立正大は一気に走りだしました。ある意味ここが最初で最後の決定的ポイントだったのではないでしょうか。木村選手が戻ってきたころにはすでに立正大の姿はありませんでした。

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戸田中継所に最初に姿を現したのはやはり立正大でした。想定時間(3時間30分)通りに無事、到着しました。そこら遅れること13分、もう一つも到着しました。最初の軽量とタスキリレーが行われ、区間は第2区へと入っていきます。

2区:戸田中継所~上尾中継所

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▲丁寧にタスキリレーする立正大。2月の東海道ゴミ拾い駅伝のプレと位置付けている選手も多い。

出発時間  1位:立正(12:10)、2位:もう一つ(12:26)
出発場所  戸田市役所
距  離  21.3km
到着時間  1位:立正(15:14)、2位:もう一つ(16:05)
到着場所  上尾市役所
ゴミ回収量 1位:立正(6070g)、2位:もう一つ(4230g)

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比較的ゴミの少なかった1区に対して、2区は1日目で最も多くのゴミが回収された区間となりました。ルートは戸田市役所をスタート後、桶川を通過し、さいたま市内へと入っていきます。埼玉県庁や市役所、さいたま新都心など、埼玉県の中枢を駆け抜けます。

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区間中でゴミが目立ったのは高速道路や新幹線の高架下です。フェンスで遮られた回収不可能な個所にはさらに大量に投棄されていました。都心エリアを離れ、国道16号と17号がダイナミックに交差するポイントを過ぎれば上尾市に入ります。天気はいいものの15時を回ると薄暗く、気温も一層低く感じるようになってきます。

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2区では立正大がさらに差をつけてタスキリレーしました。その差はおよそ50分!ゴミの回収量は両チーム合わせて10kgを超えました。タスキは上尾市役所から、1日目の最終区間3区へ繋がっていきます。日没必死の夕闇区間です。

3区:上尾中継所~熊谷中継所

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▲夕闇が迫ってきます。歴代最長28.8kmの3区へ。

出発時間  1位:立正(15:25)、2位:もう一つ(16:10)
出発場所  上尾市役所
距  離  28.8km※歴代最長区間
到着時間  1位:立正(20:08)、2位:もう一つ(21:02)
到着場所  熊谷市役所前「ふれあい広場」
ゴミ回収量 1位:立正(2950g)、2位:もう一つ(560g)

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とても同じ区間の選手とは思えません。走り出した頃はまだゴミの判別ができたものの、日が暮れてくると落ちているゴミも見えなくなってきます。例年、その日の最終区間はゴミの回収量が落ちるのが特徴です。

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熊谷市役所に到着した頃には完全に夜になっていました。到着タイムのリミットは21時。もう一つは、この日2区間目を走ることになった木村選手。リミットをわずかに過ぎてしまい2分=120秒=120ポイントの減算となってしまいました。1日目のゴミは両チーム合わせて20.6kgを回収しました。気温はすでにマイナスに差し掛かり、翌朝には今季最強の寒気がやってくるとの予報に耳を傾けながら1日目は無事終了しました。

4区:熊谷中継所~本庄中継所

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▲熊谷中継所をスタートする選手二人。凍てつく寒さの中、二日目が始まりました。

出発時間  1位:立正(8:21)、2位:もう一つ(8:21)
出発場所  熊谷市役所前「ふれあい広場」
距  離  22.6km
到着時間  1位:立正(10:40)、2位:もう一つ(途中棄権)
到着場所  本庄市役所
ゴミ回収量 1位:立正(6420g)、2位:もう一つ(600g)
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4区は熊谷から本庄まで22.6kmのほぼ直線の平坦な道のりです。2日目の朝も晴天で迎えました。もう一つのプロジェクトチームは、この区間の中間地点である深谷市役所付近で途中棄権となりました。2人で運営兼選手でやっていましたが、アクシデントで1人欠くことになったため、選手としてはここまでです。

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途中にある深谷駅は最近、建設当時の駅舎が復元された東京駅さながらの立派な駅舎でした。東京駅建設に使われた煉瓦は、ここ深谷産だったことから、駅舎は東京駅をモデルにしたということです。そうこうしているうちに、立正大は本庄中継所に到着していました。

5区:本庄中継所~高崎ゴール

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▲最終5区は群馬県へ。日本橋から続く国道17号線はこの区間内で100km地点を迎えます。

出発時間  1位:立正(11:01)、2位:もう一つ※代走(11:05)
出発場所  本庄市役所
距  離  20.3km
到着時間  1位:立正(14:29)、2位:もう一つ※代走(14:01)
到着場所  高崎市役所
ゴミ回収量 1位:立正(5960g)、2位:もう一つ(6680g)

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本庄市役所に設けられた中継所を出発したのは、立正大と、もう一つ、の代走という形で、立正大の代表鈴木選手が担当します。立正対決となりました。コースは利根川水系の烏川を過ぎた辺りから、国道17号とは袂を分かち、旧中山道に入っていきます。JR高崎線の線路沿いにはゴミが目立ったそうです。

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ゴールの高崎市役所に最初に飛び込んできたのはもう一つ、の代走鈴木選手です。全区間中最も多い6.68kgのゴミを携えてのゴールでした。そこから遅れることおよそ30分、立正大学がゴールしました。2チームの接戦となりましたが、最終的に最も多くのポイントを獲得したのはどちらのチームなのでしょうか。

総合結果

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所要時間      1位:立正(17:55)、2位:もう一つ(記録なし)
距  離      約111km
ゴミ回収量    1位:立正(24680g)、2位:もう一つ(15600g)合計:402880g
タイムポイント  1位:立正(3120ポイント)、2位:もう一つ(120ポイント※参考記録)
ゴミポイント    1位:立正(27320ポイント)、2位:もう一つ(15600ポイント)
アドバンテージ   1位:立正(3280※1区×1.5※女性アドバンテージ=4920ポイント)
                             2位:もう一つ(不足人数2人×5000=10000ポイント加算)
ペナルティ    1位:立正なし、2位:もう一つ(120ポイント※1日目到着リミット2分経過)
総合結果       1位:立正(29440ポイント、2位:もう一つの(25728ポイント)

上記の通り、立正大学探検部がすべてのカテゴリーでもう一つ、のポイントを上回り、優勝という結果になりました。参加チームが集まらなかったものの、ゴミの回収量や到着時間は、もし何チームも出場していたとしても十分、上位に食い込むことができる結果です。立正大は2月に行われる東海道ゴミ拾い駅伝にも出場します。そこで今回の結果をどう反映させることができるか、注目です。

おわりに

今回のゴミ拾い駅伝でも、永塚製作所様よりご協賛いただいたマジップ(トング)と、お馴染みとなったGBA様のデザインゴミ袋を使わせていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

中山道ルートはこの後、長野県に向かいます。次回大会は高崎下諏訪間で実施されますが、区間中に大きな峠が控えています。これまで東海道で越えてきた箱根峠や鈴鹿峠とは比較にならないほど急で長い峠です。難所に次ぐ難所続きですが、そんな道だからこそチャレンジしてみたいゴミ拾いランナーを今後も募集します。そして今回のように1チームしか集まらなくても、大会はルールに則り実施します。引き続き宜しくお願い致します。今回参加された皆様、ご協力いただきました方、ゴミ収集や保管場所、中継所を提供していただきました戸田市役所、上尾市役所、熊谷市役所、本庄市役所、高崎市役所の皆様、有難うございました。


五街道ゴミ拾い駅伝実行委員会

NPO法人もう一つのプロジェクト

「世界を1mm動かす。」

「もう一つのプロジェクト」は、「ゴミ拾い駅伝」、「ウェルカムラフト」、「もう一つのメディア」、「もう一つのトラベル」、それに更なる可能性と余白の追求を続ける「もう一つの事業」を手掛ける複合事業型NPOです。単一の分野にとらわれず、様々な社会的な問題を、もう一つの切り口から解決に結び付けていきます。2005年12月発足、2011年12月より特定非営利活動法人(NPO法人)