2012年2月11日から12日にかけ、五街道ゴミ拾い駅伝東海道ルート、最初の区間である日本橋箱根間大会が開催されました。結果報告と共に2日間の様子をレポートします。
今回も個性的な面々が日本橋に集結しました。中でも目を惹くのは東洋大学の2チームです。毎年そのコスチュームに注目が集まるが、今年は男子・女子と2チームの編成で登場。男子チームは女子高生の制服、女子チームはメイド服での参戦となりました。早朝の通行人の注目も集まる中、開会式が執り行われ、定刻を若干過ぎた午前8時6分、スタートとなりました。
スタート後、選手達は中央通りを一路新橋方面へ進みます。人もまばらな土曜朝の銀座界隈をゴミ拾いランナー達が駆け抜けます。流石に我が国を代表する商業区だけあり、ゴミも見当たらないようで、追いかけようとするサポーターや取材関係者のみなさんもすぐに離されてしまったようです。その後、道は第一京浜(国道15号)と名を変え、新橋、浜松町と過ぎ、東海道最初の宿場だった品川へ至ります。
品川駅を過ぎたところの八ツ山橋から、コースは旧東海道へ入っていきます。ここでは電柱の地中化や商店のビジュアルイメージを統一することでかつての町並を再現されています。この取り組みを長年実施されている旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会のみなさまに今回も給水所を設置していただきました。東海道53次では日本橋から数えて最初の宿場、今大会でも最初の給水所ということもあり、選手達が一息つくにはちょうどよいポジションです。ここでは残りの区間を地図で確認したり、品川の方々と話されたりしていました。選手の中には、旧東海道は「ゴミが少なくてポイントにならない」と、なかなか嬉しい不評が聞こえてきました。
青物横丁から再びコースは国道15号に戻ります。ここから先は一直線に川崎まで平坦なコースが続きます。コース中最もゴミ回収量が多いのが、国道の街路樹近辺で、茂みの中に手を突っ込むと止め処なくゴミが回収できます。一見したところ見えない道路にもゴミは大量に山積していることに、気づかされます。さて、レース展開はどうなっているのでしょうか。品川通過時点でトップは2年ぶりの出場の亜細亜大学、2位には立正大学、そして中央学院大学、立命館大学が続きます。しばらく空いて、鳥取県寮チーム、東洋大学、最後に関東学院大学が通過していきました。
例年より手前に設けられた最初の中継所は、多摩川に架かる六郷橋の袂にある稲毛公園付近に設置されています。一足先に中継所で待っているスタッフの目に最初に飛び込んできたのは黄色のユニフォームの亜細亜大学でした。日本橋スタート直後、周囲の呼びかけもむなしくいきなり道を間違えて日光街道方面へ飛び出た亜細亜大学。見事に軌道修正し、区間賞の走りを見せたのでした。
2位で到着したのは立命館大学。ゴミ回収量では14kgで鳥取県寮チームがトップ区間賞を獲得です。続いて中央学院、立正が到着。1区でトップと最下位との差は1時間20分開きましたが、まだまだわかりません。この区間でのゴミ回収量は66kgでした。なお、女子ポイントとは、女子が担当した区間のゴミ回収量は、1.5を掛けた数字がポイントとして加算される今大会からの新ルールです。
「もう一つのプロジェクトは」、「ゴミ拾い駅伝」、「ウェルカムラフト」、「もう一つのメディア」、「もう一つのトラベル」、それに更なる可能性と余白の追求を続ける「もう一つの事業」を手掛ける複合事業型NPOです。単一の分野にとらわれず、様々な社会的な問題を、もう一つの切り口から解決に結び付けていきます。2005年12月発足、2011年12月より特定非営利活動法人(NPO法人)
